俺の曲作りの方法は、
まず「歌詞」である。
今回の曲で伝えたいコンセプトを考える。
これは毎日、気がつくとしている作業なのだが、
本当に「これ!」
と思えるようなコンセプトが見えない限り
曲は作れない。
そして見えてきたら、
その絵を想像する。
その絵が鮮明であるほど、
歌詞に色が出る。
そして絵が出来たものを
今度は言葉に還元していくのだ。
俺の頭の中にある
「絵」
を最適な言葉で歌詞にする。
歌詞が出来ると
次はメロディー。
ギターで、コードを探しながら
それにメロディーをつけていく。
そして最後にトラック作り。
我がパソコン
Mac G5
「スーパーマックン」
で、
打ち込みで作っていく。
出来上がったら
STAND WAVEの練習の時に
歌詞とトラックを持って行き、
最終調整をする。
細かいメロディーの確認や
はもりをつけていくのだ。
で、
出来上がったら、
気が向いたら自宅でレコーディングして
デモ音源とする。
で、
今は
トラックが出来る前の、
歌詞とメロディーが出来たものが
3曲ほどある。
1曲はSTAND WAVEとして歌う曲。
1曲は「くみちゃん」にプレゼントする曲。
1曲は頼まれて、みんなで歌える曲。
である。
ほぼ同時進行で3曲が出来たので、
自分でも驚いている。
歌詞やメロディーが降ってくるようだ。
あとは
それぞれのトラックを作るのだが、
これが難航している。
最新ソフト
「cubase sx3」と「reason 3.0」
を導入して
これらを駆使しているのだが、
まず使い方から勉強しているので、
はかどらない。
いつ出来る事やら。
そういえば、
先週、バイオリンとビオラの四重奏を
我が家で録音し、
「苺の苗」
着うたフル
バージョンが完成した。
凄い事になった。
自分でも驚いた。
これもちょっとだけ試聴出来るようにするので、
近日公開予定。
さて、
今夜もこれからトラックを作るよ。
おやすみは、まだ先。
東京。
大都会。
表参道。
である。
初めて会う人が多かったのだが、
すぐに打ち解けて、
とても素敵な誕生パーチーになった。
そんな中でも、
すぐにしゃしゃり出て、
場をしきりたがる俺は、
司会から
「happy birthday」
独唱まで、
おいしいところを全部食べてきた。
いやぁ〜楽しかった。
「誕生日ってホントにいいものですね」
雷
が鳴った。
そして瞬間的に凄い雨が降った。
カミナリ。
昔は怖くて、
布団の中にもぐって
音が聞こえないようにしてた。
もうすぐ夏がやってくる。
わくわくする。
さあ、
動き出すときだ!
まだ布団の中でのこと。
携帯が鳴った。
見ると知らない電話番号。
俺は普段から名刺をばらまいていて、
そこに携帯番号が載ってるから
ときどきこういった電話がかかってくる。
波起「もしもし」
相手「あ〜ちみちみ、僕はジャニだがね。
君は合格だよ。ジャニーズ事務所に合格だよ」
などという内容だ。
意味が分からなかった。
初めは友人か誰かかとおもったが、
声が高校生ぐらい、
それも女子である。
そして隣でひそひそと誰かが話している。
そして切れた。
数分後、
今度はまた違う、見覚えのない電話番号から
「もうすぐ耳鼻科検診ですから、列に並んで下さい」
と言われた。
またもやきょとんとした。
そして今日一日、
その電話番号から3回も再三電話がかかってきて、
出るたびに趣向をこらして
いたずら電話をしている。
予想:
おそらく地方の高校生で、
最近携帯を買った。
使いたくてしょうがないから、
とりあえずいたずらに使ってみた。
学校のクラスみんなで盛り上がった。
結論:
この子たちは、
「非通知」
ではなく
しっかりと電話番号を出してきている。
危ないよ!
チミチミぃ〜。
危ないよ。
今、インターネットを使えば、
携帯の電話番号から相手の住所や名前を特定してくれる
会社があるんだよ。
そういうところに、
頼んで身元を調べて、
家に
「オレオレ詐欺」
だよ。
俺が優しいお兄さんだったからよいものを、
もうするんじゃないよ!
そんなきつい言葉をかけず、
4回もいたずら電話に出て、
対応してしまった俺っていったい・・・
「チュン太」
話。
前回のコラムでは
想像で「チュン太」たちの
その後をお伝えしたが、
今日、
その事実を裏付けるものを発見してしまった。
巣があったちょうどした、
玄関の前に
青い卵のかけらが落ちていた。
やっぱり何ものかに襲われ、
食べられてしまったようだ。
残酷すぎる野生の掟。
人間の情だけが
この掟に介入する。
しかし、
これで良かったんだと思う。
そう
思いたい。
「生」「死」
を感じた5月だった。
5月は1年で一番緑が映え
空が青いような気がする。
もうすぐ5月も終わり、
雨の6月。
空も泣いている。
「鳥」
ネタである。
1週間ほど家を空けていた。
帰ってきて、
さっそく巣をのぞきこむ
・・・
あれ??
・・・
いない。
卵もなくなってる。4個。
たまたまいないのかと思っていた。
しかし2日たってもいない。
どこに行ったんだ。
チュン太。チュン子。卵4個。
きっと猫や他の鳥に卵を取られ、
傷ついて夫婦一緒に別の土地に向かったのではないかと思っている。
なんだか淋しいな。
どうしてみんな俺の元から去っていくのかな。
明日は代官山でライブ。
気持ちを切り替えて
一生懸命歌ってくるよ・・・。
もしかして、
心配などしてくれていた人がいただろうか?
そう願いたい。
前置きはさておいて、
この1週間何をしていたのか?
ということだ。
先週の土曜日、14日、
夜9時頃突然俺の携帯が鳴った。
祖母、いやあえて「おばあちゃん」と呼ぼう、
おばあちゃんが倒れた、
という知らせだった。
おばあちゃんは岐阜に住んでいる。
慌てて家に帰り、
家族を乗せて深夜の高速を岐阜まで走らせた。
5時間後、
明け方の病院に着いた。
おばあちゃんは脳内出血で
ほぼ意識がなかった。
危篤な状態だった。
そこには親戚一同が集まっていて、
それから3日間、
交代つきっきりで病院で看病した。
しかし水曜日の夜、
おばあちゃんは亡くなった。
86歳だった。
よく生きたと思うし、
寿命と言われればそれまでかもしれないが、
今まで病気一つせず、
最後に入院して、最後に亡くなった。
おばあちゃんが家に帰ってきた。
棺桶に入って。
そこの窓からおばあちゃんの顔を見たら、
涙が止まらないくらい溢れてきて、
おえつするほど泣いた。
こんなに自分に近い人の死を経験するのは初めてだった。
大好きだった。
その場にいられなくなって、
家の裏にでた。
この岐阜の家は、
俺にとってはまさにふるさとであり
故郷であり、帰ってくる場所である。
ずっと帰ろう帰ろうと思いながら、
ここ数年これなかった。
そんな風景を見た。
また涙が止まらなくなった。
昨日、お葬式だった。
最後のお別れ、
ということで、棺桶を開けて、
おばあちゃんの体の回りに花をおいた。
顔に触った。
冷たかった。
病院で看病している時、
今までこんなに人の手を握ったことがあるか、
というほどおばあちゃんの手を握った。
まだ暖かかった。
もう冷たかった。
冷やしたみたいに冷たかった。
これが死ぬ、
ということだと初めて知った。
もう、涙が止まらないどころの騒ぎではなかった。
お坊さんがお経を読んだ後言った。
「こうして人のお葬式をあげる、ということは、
本人のためでもあるが、
廻りの人間が、
自分はまだ生きている、ということを実感するためでもある」
おばあちゃんの死を前にして、
自分が確かに生きていることを知った。
そしてその晩、
ペンを走らせた。
「そのままで」
という歌が書けた。
ずっと書きたかったのだが、
良い切り口が見つからず、
寝かせておいた。
その晩、
あっというまに完成した。
「大丈夫 大丈夫 そのままでいいんだよ」
このフレーズを大事にした歌だ。
俺は今は、全ての出来事を消化し、
音楽という形で還元したい。
俺は生きている。
まだまだすることが沢山ある。
鳥夫婦。
中でも、
卵を暖めている
「チュン子」は
毎日外敵と戦っている。
他の鳥が卵を狙って巣に入り込み、
毎朝格闘が起きている。
「ガザガザ、バタッンガサ!」
といった大きな音が聞こえる。
静まったあとそっと巣をのぞくと
チュン子が卵の上で静かにしている。
まわりには沢山の鳥の羽が落ちている。
愛おしい。
愛おしいよ。
しかし、
ここは野生の掟。
俺が何か手出しをするのはやめている。
この鳥夫婦が
さまざまな困難を乗り越えて
卵をかえすまで、
そっと見守ることにした。
がんばれチュン子
がんばれナミキ??
俺の部屋の雨戸の戸袋に見つけた鳥の巣。
そこに住む、鳥夫婦に
「チュン太」と「チュン子」
という名前をつけた。
本当は
「ガサ太」と「ガサ子」
なくらい、
毎朝ガサゴソうるさいのだが、
もうすっかり愛着が湧いてしまったので、
こんな安易な名前にした。
毎朝、
そっと戸をあけると
チュン子が卵を暖めている。
そして俺の視線に気付くや、
全身を硬直させて警戒している。
「大丈夫。俺は味方だよ」
と伝えたいのだが、
鳥語が分からないので、
チュンチュンしゃべりかけている。
遠くではチュン太が
これまた心配そうに俺を見ている。
早くヒナが産まれないかな。
でもそしたら、
毎朝もっとうるさくなるんだろうな。
でも、
餌置き場とか作って、
鳥の餌を買ってきて、
毎朝あげたいな。
こんなことを考えながら、
日々過ごしている。
明日も晴れる。
日々は続く。
白い点々がたくさんついていた。
よくみると鳥の糞のようだ。
困ったものだと上を見上げる。
電線が沢山あるから、そこに鳥がいるのだろうと思っていた。
最近、俺の部屋の窓の外で
しきりに鳥の声がする。
雨どいかなにかに住んでいるのでは、
と思っていた。
朝早くから
「チュンチュン」
というよりは
「ガサゴソ」
と音がするから迷惑に思っていた。
今日、
部屋の窓を開けて調べて見た。
鳥はいない。
ふと、
雨戸のはいっている戸袋に目をやる。
すると中にはわらが敷き詰められ、
その中に薄い青い卵が4つあった。
ふと目の前の電線を見ると
その母親らしき鳥が
心配そうにこっちを見ている。
俺は静かに戸を閉めた。
俺の、人間の力を持ってすれば
その卵4個も含め、
迷惑な鳥を追い払うために
巣ごと取り払える。
その状況を前に、
母親鳥は自分の無力さを感じるのかもしれない。
しかし、その人間に必死に抵抗するだろう。
そんな、
一生懸命生きる
鳥が、
無性に愛おしかった。
卵がふ化したら
きっと
もっと
「チュンチュン」
うるさくなるだろう。
それを心地よい音としてとらえよう。
生きとし生けるもの全てに大きな愛を。