歩いていては、
動いていては、
聞こえない音がある。
話していれば、
人混みにいれば、
みんなといれば、
聞こえない音がある。
今は、じっと一人耳を澄ます。
いつもは聞こえてこない音に耳を貸す。
心臓の音、
呼吸の音、
血液の音、
森の音
雨の音
風の音
今は、
じっと春が来るのを待つ。
雪の下で堪え忍ぶ。
そんな日々が過ぎていく。
自分を「僕」と言い、
「です。ます。」調だったのだが、
戻ってきたので、
今まで通り「俺」の
「である」調にしてみた。
さて、
このコラムを更新しないことに慣れてしまったのだが、
昔は毎日書いていたから、
改めて毎日書くようにしたい。
音楽だけでなく、
このコラムを通して、
俺こと可児波起が考えることを発信していきたいし、
それは俺が生活をしていく上でも、
常にアンテナを張る、
ということで
非常に大切なことだと、
改めて気づいてみたりした。
さて、
今日のタイトル
「インスタント」
昔から良く使う言葉。
「最近の若者の思考はインスタントである」
などと使う。
これは、
考え始めてから結果が出るまでが凄く短い、
ということである。
じっと待つ。
耐える。
しのぶ。
長い目で見る。
など、
本来「忍耐」を必要とするものを避ける傾向にある、
と思っている。
でも、
まあ、自分のことを棚に上げて、
とはこのことで、
俺はつくづくインスタントな人間だなぁ、
と思う。
STAND WAVEの「大樹」という曲の中で、
「大きな木がここまで育つには 近道 抜け道なんてないんだ
いつも回り道 遠回りした インスタントな今とは違うんだ」
というラップのフレーズがあって、
これはまさに自分に対して書いた言葉である。
インターネットや携帯電話は、
こちらが求める答えを
とても短時間で出してくれる。
即座に。
すぐに。
それに慣れてしまうと、
明日の朝まですら待てなくなる。
そんな自分が嫌なんだ。
石垣島に行ってみた。
帰ってきた。
さあ何かしよう。
何しよう?
モンモンと毎日が過ぎていく。
STAND WAVE、音楽を再開したい、続けたい。
でも、
いつから、どうやって、どのペースで、
ということを考え始めると
混乱してくる。
STAND WAVEは5年、10年先に存在しているのだろうか。
その答えを
「イエス」
と言えるように、
じっくり腰を据えてこれからを考えたいんだ。
すぐには期待に応えられないよ。
だから、長い目で待っててね。
自分に毎日言い聞かせている。
STAND WAVEが大樹になれるように。
我が家の鳥のことに触れた。
その続き。
当初は、2階の2カ所に2夫婦だと思っていたのだが、
一つはもう使われておらず
鳥がいない。
ということで、
「チュン太」と「チュン子」
の一夫婦だけでよくなった。
ずっと以前のコラムで書いた
この夫婦。
巣を作った後、
薄いブルーの卵を2個産んでいた。
俺は、いつヒナがかえるんだろうと、
毎日楽しく観察していた。
とある日、
玄関の前に卵の殻が落ちていた。
慌てて2階の巣を見ると、
卵がなくなり、
夫婦もいなくなっていた。
他のどう猛な鳥が巣を襲ったようだ。
がっかりした。
さて、
石垣島から帰ってきて、
巣を発見してから2回目の観察をした。
すると、
すると、、
すると!!!
俺が巣をのぞき込むと
ヒナが2匹いるではないか。
俺が除いたのに反応して、
親が餌をくれに来たのだと思い、
「ピーピー」鳴いて口を開けている。
それは、
とてもとてもかわいい。
まだ目が開いていないから見えないのだろう。
ピーピーいっている。
動物は、
こうした幼い、つたない様子を見ると
愛らしいと思う本能が埋め込まれていると思う。
人間も例外ではない。
まだ何もできない赤ちゃんが
一生懸命何かをする姿を
とても愛しいと思う。
親は全身全霊でこの子を守ろうとする。
鳥も一緒である。
最近は、
「育児放棄」や「幼児虐待」
という言葉をよく聞くようになった。
デジタルと科学に囲まれた現代、
本来、かわいいと感じる赤ちゃんを
かわいいと思う本能が麻痺してしまったのではないだろうか。
こうした、動物の本能的な姿を見ると、
人間が忘れてしまった物を思い出す。
「チュン吉」と「チュン平」が巣立つまで
暖かく見守りたい。
ずぅ〜と前のこのコラムで、
我が家の雨戸の戸袋に巣を作った鳥の話をした。
最近、朝、我が家は騒がしい。
鳥がばたばた。
「もしや!」
と思い、戸袋を見ると、巣が出来ていた。
しかも、今回は、
別の戸袋にも。
つまり、
我が家の2階にある雨戸の戸袋全部に、
鳥の巣が出来たのだ。
毎朝こっそり観察をしている。
巣にいたり、
いなかったり。
以前は卵が2個あったりした。
早く生まれないか、
と楽しみにしている。
一つ困ったことがある。
一つの鳥夫婦の名前は
「チュン太」と「チュン子」
にしたのだが、
もう一つの夫婦の名前で
雄は「チュン吉」にしたのだが
雌で「チュン○○」に入る名前が見つからない。
「チュン美」「チュン絵」
どうもしっくりこない。
名前を付けないと愛着がわかない。
誰か、良い名前を考えてくれない物だろうか・・・。
非現実のような、
あっという間の
石垣島での2ヶ月の滞在を終えて
先ほど帰郷しました。
我が家はホッとすると共に、
さっきまでいた石垣島が
ずいぶん遠い場所のような気がします。
せっかちな性格なので、
戻ってきたらすぐに何かを始めようとしてしまうのですが、
今は、ゆっくり体を慣らしつつ、
介護の仕事や
STAND WAVEの活動を
再開しようと思っています。
一つ、目標を決めました。
STAND WAVEは過去、3枚のミニアルバムを制作したのですが、
フルアルバムを作ったことがありません。
ですので、
ゆっくり時間をかけながら
12曲入りぐらいのフルアルバムを作りたいなぁ、
と思っています。
ただ、
こうやって大きな目標を決めると
途端に体が緊張し始めるので、
なんとなくの目標にさせて下さい。
とにかくとにかく、
僕をこうして快く石垣島に送り出してくださり、
また、
こうして迎えて下さる
多くの方に感謝します。
本当にありがとうございました。